『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月19日 「どんな原野にも道はある」
どんな険しい原野にも道はある。道がなければ、そこに道
を開くのが、真の指導者です。
常に新しい出会いを求めて、新しい人生の舞台を切り拓い
ていくのが、真の経営者です。
その一念に、新しい道は必ず開かれるのです。
幸之助はこの出会い、この縁を大切にしてきたのです。
「どんな険しい原野にも道はある」
これが幸之助の確信でした。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月18日 「出来ないでは出来ない」
「出来ないでは、出来ない」
「困っても、困ったらあかん」
「成功とは成功するまで続けることや」
と、幸之助に教えられました。
今日あきらめてしまええば、明日の成功は決して
あり得ません。最大の力は、人間自身なのです。
自分自身の「内なるエネルギー」に気がついた人は、
他人の「内なる宝」にも気づき、相手を心から尊敬す
るようになるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
4月17日  「善も悪も自分自身の心の中に」
幸之助は、
「自分自身の中に、仏が存在する」
 と考えていました。
一人の人間の一念に、
世界を変革する力があると信じていたようです。
心の持ち方、一念の方向性によって、
すべてが決まるのです。
幸・不幸・成功・失敗は、その人の一念の姿勢次第です。
その心が決まったとき、
成功への歯車は音を立ててまわり始めるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
4月16日  「日本は発展する条件をいっぱい持っている」
「資源のない島国やから、日本は世界に先がけて発展する」
と幸之助は言いました。
「日本は島国やから、海底資源に囲まれている。
 世界中に輸出し、また、輸入も出来る。
 君、世界に発展する条件は、いっぱい持っていると考えた方が楽しいで。
 そうしたら、良い考えが浮かんでくる」
「考え方にはコストがかからん」
と言って笑っていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗りきるか―
4月15日 「神通力という言葉を知ってるやろ」
「木野君、神通力という言葉を知ってるやろ。そういう言葉が
あると言うことは、これまでに神通力を身につけた人がおった
ということや。
我々も、一業に徹しきれば、神通力がつくはずや。
そうなれば、居ながらにして他社の動向でも、何でも自ずとわ
かるようになる。そうならな、アカンで」
正しくやって、儲からない商売はありません、儲からないのは
何かが間違っているのです。