『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
9月6日  「錦の御旗をかかげよう」
錦の御旗や水戸黄門の印籠は、人を正しい道に導く大いなるものです。
幸之助はこれを「正義を象徴する一つの力」と述べています。
錦の御旗をもってことに当たれば、
すべてのことは正しく判断することが出来るのです。
社長たるもの、正義の旗を押し立てて、自身をもって、
王道の経営に徹してもらいたいものです。
社員のために、会社のために、社会のために、
間違っても、覇道の経営にならないように。
指導者たるもの正義の旗を押し立てていかなければいけません。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月5日 「経営の使命」
「何業かの業種を問わず経営の使命に変わりはない」
と幸之助は言っていました。
製造業たると、問屋業たると、小売業たるとを問わず、
お客様に喜んでいただき世の中から必要とされる仕事
ならば、儲けは後から必ずついてくるものです。それが
正しい経営なのです。
事業ほど、人を幸せにする尊い仕事はありません。
これに気づいた人がすべてを成功に結びつけるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
9月4日  「いろいろな好機が訪れる」
人間はどんな人でも好機が訪れます。
大切なのはその好機を捕まえることが出来るかどうかです。
幸之助は、好機を捉える天才でした。
誰もが越えられぬ山はない。
障害は乗り越えるためにあるのです。
心が変われば、一切が変わり、チャンスは
手に入るのです。幸之助の教えです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
9月3日  「心の中に太陽を昇らせよう」
とかく人間は成功すると傲慢になりがちです。
幸之助は口癖のように「君な、人間は多少困難や失敗
があったほうが素直になれるんだよ」と、言っていました。
失敗や困難は誰もが嫌です。でも自分を反省する機会に
なるのです。
人間の内なる変革から出発して、自分の心の中に太陽を
昇らせればよいのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月2日  「衆知を集めよう」
どんなに努力しても人の協力なくして成功は出来ません。
つまり自分一人では、そこそこの仕事は出来ても、
大きな仕事は出来ないのです。
大きな仕事をするには衆知を集めることが大事です。
このことが、しっかりと心の中にきざまれれば、
勝利の二文字が一切を開きます。
幸之助の教えです。