『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
8月11日 「愚かなことはしない」
自分は運がないとか、弱いとか、自分で不幸を探すような愚か
なことは、絶対にしないことです。
今現在ここに生きている、それだけでも十分、運があるのです。
生きるということは、何事かをなし得ることなのです。
自分自身を照らす内面の光が、幸福を必ず見つけ出してくれ
ます。
この世の中に、つまらない人間は誰一人もいないのですから。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月9日  「熱意なき人は描ける餅の如し」
「熱意なき人は、描ける餅の如し。
知識才能も、熱意がなければ無に等しい」
幸之助の好きな言葉です。
人は生きることの素晴しさを知った時、
すべての生命の尊さを知るものです。
その一念の変革が、喜びの生き方へと人生を輝かせていくのです。
その時、熱意が生まれてくるのです。
熱意がその人を変え、すべてを変えていくのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月8日 「何度失敗しても」
何度、失敗しても、もう一度勇気を失わなければ、必ずものになります。
あまり恐れたり、心配しても、何の得にもなりません。
それは、人間の可能性を狭めてしまうからです。
失敗した本当の原因は、その人の心の中にあるのです。
成功するために、心に理想の灯を点すことが大切です。
心を思いきって変革することです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月7日  「わが人生に悔いなし」
とにかく働きました。
体の動く間は働き続けたのです。
カレンダーの休みの日も、自分が満足するまで働いたことを振り返ると、
我が人生に悔いはありません。
しかし、最愛の女房や家族には多くの迷惑をかけたと思っています。
許してほしい、ただただ許して欲しいと素直に思うのです。
しかし、幸之助の人生に少しでも触れたことは、
再び同じ生き方をしても良いという充実感に満たされています。
幸之助は私の人生の救い主です。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月5日  「難局に直面した場合」
難局に直面した場合、幸之助は
「まず、その事実・事態をはっきりと素直に認識することが大事である」
と言っています。
あわててはいけないのです。
この難局の向こうに成功があることを確信することが大切であり、
難局こそ成功に至る道と信じることが大事なのです。
未来は、今の生きる振る舞いによって決まるのです。