『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月23日 「足るを知る」
「足るを知るということがないと、いつも不平や不満で心を
暗くすることになってしまう」
幸之助はこう言って人の道を諭してくれました。
人間は、心の動物であり、感情の生き物です、
幸せとは、心が癒されること、心が豊かになることです。
幸之助は、人の心に灯を与え続けた人でした。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日」

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日」
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月22日  「誰にでも与えるものがある」
「誰にも与えるものがある。
 笑顔を与える、励ましを与える。
 求める活動から、与える活動へ転換を図りたい」
 と、幸之助は一生懸命でした。
 誰もが使っている言葉で、世界を創造することも、
 また人を殺すことも出来るのです。
 言葉こそ、人間を変え、人間と人間を結ぶ力です。
 豊かな心は、豊かな言葉をはぐくみます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月21日  「道場が必要である」
「生きた経営を自得するには、道場が必要である。
 その道場が会社であり、商店であり、社会である」
 この考え方が幸之助の一生を貫いています。
 謙虚な心さえあれば、自分の周囲にあるもの、
 いる人すべてがわが心の鏡、
 自分が今日一日やったことが、成功か失敗か、
 決して平穏無事な一日ではなかったはずだと気がつきます。
 自分の振る舞いの正邪が、そこにありのまま、
 映し出されてくるものです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月20日 「耳を傾ける心を失えば」
「他人の言うことに、耳を傾ける心を失えば、
 それは自分自身を失うことにもなりかねない」
 と、幸之助は真剣に人の話に耳を傾けていました。
 マラソンの高橋尚子さんは、
「みなさんに支えられて暗闇にも夢を持つことが出来ました」
 と言っています。
 相手を思う心がなければ、
 相手の心は見えないのです。
 あの時があったから今があると、
 感謝する心が大切です。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月19日  「時代は変わった」
時代は変わった。人の考えも変わった。
しかし、信念に生きることの尊さに変わりはない。
人生は、幸福と不幸との闘いです。
人生は汝自身への問いかけです。
だから、歴史は心から生まれるのです。
幸之助は、経営理念こそ、
不易の法則と位置づけていました。