『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月18日  「人生における成功の姿は」
 
 人生における成功の姿は、
「予知できない障害を乗り越え、自分に与えられた道を、
 着実に歩んでいくところに現れる」
 幸之助の人生そのものです。
 幸之助は、
「障害の数だけ、苦労した分だけ、成功がある」
 と、真剣に人生に向き合っていました。
 そして、
「夢の数だけ希望が生まれた」
 と、学んでは力強く踏み出していたのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月17日  「この瞬間しかない」
今という時は、この瞬間しかない。
この一瞬一瞬を精一杯生き切る。
その積み重ねが充実した人生を作り、躍動を生み出すのである。
一瞬に生きた人の心には、その思いが永久に刻まれていくのです。
その一念の変革は、劇的にすべての物を変化させます。
世界をも変化させるのです。
幸之助は、この一瞬の思いを、わが一念として大切にしていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月16日  「100点の経営で満足してはいけない」
「100点の経営で満足してはいけない。
さらに、120点の評価を目指して努力すべきである」
幸之助のかぎりなき向上心です。そして生きる証です。
経営者は、永遠に変革し続けなければなりません。
立ち止まってしまえば、そこで終わりです。
経営とは、永遠の向上であり、永遠の闘争であり、永遠の
成長なのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月15日  「決心は守りにくいもの」
決意は、崩れやすく、決心は守りにくいもの。
一度、思いを定めても、繰り返し、自分自身に言い聞かせないと、
すぐ崩れてしまいます。
お互いの信頼、これこそ、経営の要であり、魂です。
そして決意が信頼を生むのです。
今が、明日と出合う時です。
今から、新たな行動を起こし、
自分を信じて前進することです。
未来に思いを馳せるものが勝つのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月14日  「指導者は心まで遊ばせず」
「指導者は、体は休ませ、遊ばせていても、
 心まで遊ばせず、常に働かせていなければならない。
 だから経営者は、社員の三倍働け」
 と、幸之助から言われました。
 三倍では、一日中働き続けなければなりません。
 幸之助は、その一念さえあれば、寝ていても六十兆の細胞が、
 代わりに働いてくれると言いました。