木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月13日 「謙虚になってこそ」
謙虚になってこそ、他人の良さがわかり、
その長所が自然と見えてくる。
幸之助ほど謙虚な人は知りません。
本当に偉い人とは、
「皆を偉くする人」
「皆を敬う人」
である。
「踏まれても、踏まれても、
なお咲くタンポポの笑顔かな」
の謙虚さが人を造り人を活かすのです。
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『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月12日 「念には念をいれよ」
「念には念をいれよ。仕事を完全にやりとおすのに、
念の入れすぎということはない」
顔をみると、よく
「念には念を」
と叱られました。
すべては一念と行動から始まるのです。
幸之助は、
「挑戦の繰り返しの中にこそ、人は自身の
可能性の大きさを実感することが出来る」
と言うのです。
入念こそ、仕事を100パーセント完結するカギとなるのです。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月11日 「物には表と裏がある」
幸之助は自然を愛し、自然の法則を自分の経営
に最も生かした名人でした。
「物には表と裏がある。裏からみた面を考慮しつ
つも、表にある美を認めて、それを伸ばすことが大切」
とも言っています。
「裏を見せ、表も見せて、散るもみじ」
の句のように、
幸之助は、物の本質をいつも厳しく見つめ経営に生かしていました。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月10日 「商売の基本姿勢は」
「商売の基本姿勢は、朝に発意、昼に実行、
夕べに反省、事業の成功は、
その着実な実践から生まれる」
と、幸之助は言い続けました。
歴史学者のトインビー博士は、
「常に仕事をしていること。
しかも全力を出して仕事をしていること。
これが私の良心が義務として私に課した事です」
と語っています。
人間の道として大切にしていきたいものです。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月9日 「大きな会社になればなるほど」
「大きな会社になればなるほど、経営者は、常に自ら困難
に取り組み、問題を発見していかなければならない」。
これは、幸之助の強い信条です。
歓喜は闘争の中にある、歓喜は荒れ狂う大海原に厳しき
波と嵐の暗闇の中にあるのです。
経営者は、常に荒波の中に問題を発見し、解決し続けなけ
ればならないのです。
それが経営者の役割なのです。