『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月3日  「大きな成功や失敗だけが経験ではない」
「大きな成功や失敗だけが経験ではない」
 幸之助は、
「平穏無事な一日にも、心して願みれば貴重な経験がいっぱいある」
 と、心を広げて生きることを教えてくれました。
 新しい出会いが、新しい希望の道を広げるのです。
 人間こそが、新しい歴史を作る主役なのだと、
 幸之助は、凡人を集めて非凡な経営をやっていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月2日 「何事にも差異があって当然」
「何事にも差異があって当然である。それぞれ異なる
ものがバランスよく混合されてこそ調和がとれる」
「城は、大小の石の組み合わせによって、盤石の強さ
を発揮する」と、よく話しておりました。
幸之助は、大卒の社員だけでは、良い経営が出来ない
といろいろな学歴の人を採用していました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月1日 「窮屈なものの考え方をしていては」
「窮屈な枠の中で、窮屈なものの考え方をしていては、
心の動きも鈍くなり、自由自在な知恵も出てこない」
幸之助は心の持ち方を大事にしていました。
心は、マイナス無限大からプラス無限大までの、とてつ
もない広い境涯を持っているものです。
ゼロは単なるゼロではなく、すべてを生み出す原点です。
心を100パーセント自由にしてみてはどうでしょうか。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月30日 「一人だけの繁栄はあり得ない」
一人だけの繁栄はあり得ない。自他共に生きようと
望むところに、共存共栄の華が開く。
相手を思う心がなければ、相手の心は見えない。
他人の心がわからない人間に、自分の心はわからない。
自他を敬う行動が、社会変革の唯一の法なのです。
幸之助は、
「他人の不幸の上に自分の幸せを築かない」
と、共存共栄に徹していました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
6月29日  「絶対の確信などあり得るはずがない」
 世の中に、絶対の確信などあり得るはずがない。
 大事なことは、絶対の確信を
 自分自身が作り上げるということです。
 だから、経営理念というものは、
 正しい人生観、社会観、世界観に
 深く根ざしたものでなければならないのです。
 会社は、経営理念を軸としてまわっているのですから。