『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
6月22日「心の通い合い」
 「心の通い合いが職場を明るくし、
  仕事の成果を高めることになる」
  と、幸之助は心のこもった対応をしていました。
  心が生かされた仕事に命をかけて戦っていたのです。
  お客様との心の通い合い、社員との心の通い合い、
  そして自分自身との心の通い合いを心掛けていました。
  人は誰でも、心に汗をかいた分だけ、成功に近づくのです。
  心の通い合いが大事です。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月21日 「大きな仕事をすることが尊いのではない」
「大きな仕事をすることが尊いのではない。
たとえ小さくとも仕事に成功することが尊いのや」
この言葉は、松下幸之助の基本的な考え方の一つで、
よく教えられました。
闘争の中に激しい波があり、嵐の暗闇の中に歓喜があるのです。
希望を持って生きることが出来るのは、人間だけです。
希望の内容が人間の人格を創るのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月20日 「賢い人間は国を滅ぼし、会社をつぶす」
「賢い人間は、国を滅ぼし、会社をつぶす」
と幸之助から言われました。
賢い人間は、理論で武装します。
理屈が先では、人は動きません。
偉い人とは、どれだけ苦難や、障害を、乗り切って
きたかで決まるのです。
感性が動いた時、感動が生まれるのです。
幸之助は何に対しても感動する、素直な心を
持っていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
6月19日  「可能性に限界はないのです」
まだまだ良い方法がありはしないかと、
考えれば考えるほど、
必ず新しい工夫が生まれ進歩が生ずる。
これは幸之助の日常生活の姿です。
考えて考えて考え抜くところに、
新しい道が開かれてくるのです。
経営理念に祈り抜くことが、
なによりも大事なのです。
可能性に限界はありません。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月17日 「体験から学ぶ」
幸之助は経営の神様といわれました。
幸之助の経営のコツは、ほとんどが体験を通して身に
つけたものです。
幸之助の教えに「経営のコツここなりと、気づいた価値
は百万両」という言葉があります。
その人独自の経営を完成させるには、独自の体験が
大切なのです。
経営には指導者の一念と実地の体験が不可欠です。
体験は挑戦することから自然に生まれてくるのです。