木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月21日 「積極的な素直な心』
積極的な素直な心は、次の五つによって生まれます。
一、 真理に従う
二、 人に聞く
三、 先入観を排する
四、 困難を克服する
五、 平易にみる
幸之助は、さらに「与えられた運命を最大に生かすと解釈
すれば、素直な心は生まれてくる」と言っています。
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『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月20日 「経営理念が確立できれば」
「経営理念が確立できれば、その事業は半分成功したようなものや」
幸之助は、事業成功の三原則を、次の三つと言っています。
一、 絶対条件 経営理念の確立 50パーセント
二、 必要条件 個性を最大限発揮できる環境条件 30パーセント
三、 付帯条件 戦略・戦術 20パーセント
「戦術は好きなようにやったらいい」と。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月18日 「松下の実践経営哲学は」
松下の実践経営哲学は、次の三つです。
一、まず経営理念を確立すること
二、ことごとく生成発展と考えること
三、正しい人間観を持つこと
幸之助は、さらに、「共存共栄、ダム経営、利益は社会からの
報酬、そして必ず成功すると考えることだ」と、どこまでも素直
な心を、経営の基本に置いていました。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月17日 「指導者の心得」
指導者の心得で大事なことは、次の三つです。
一、志を立てる(仕事の意義をつかむ)
二、好きになる(興味が熱意と工夫を生む)
三、自らを知る(自分の力、相手の力、自然の理を知る)
幸之助は、さらに、とらわれない心、(日々新た)、人の心
をつかむ(心情に訴える)、そして、カン、実践体験(利)、
を大切にしていました。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月16日 「悪魔が居座っているのです」
地団駄踏んで、悔しがる時もあります。
泣いて、怒っても、収まらない時もあります。
心の中に、悪魔が居座っているのです。
そんな時には、事業を起こした創業の精神
に立ち返り、経営理念に祈り切っていけば、
自ずから気が静まり、あるべき経営者の
姿が観えてきます。
その時が、チャンスなのです。