木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月13日 「熱意だけは最高でなければならない」
経営者は、経営に対して熱意だけは最高でなければざりません。
「この子は、熱心な子でしてね」
と、幸之助は、私を紹介する時にいつも言っていました。
後でわかったことですが、これは褒め言葉だったのです。
「熱意がすべてだ」と、熱意が人の心を動かし、
会社を動かすのです。
指導者は熱意だけは最高でなければなりません。
熱き心、熱意、人の琴線にふれる感動は人々の心を動かします。
熱き心で仕事にあたり、感動を学びます。
末本
月別アーカイブ: 2010年6月
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月12日 「説得力を生む基本は」
説得力を生む基本は、これだ正しいのだ、
こうしなければいけないのだ、
という強い信念なのです。
自分の使命は何か、どう生きるべきか、
幸之助は、松下の経営理念に反していないか、
常に自己観照していました。
すべての判断基準が経営理念だったのです。
「君は松下の経営理念に反している」
と、いつも叱られていました。
強い信念と、
経営理念に沿って、
説得力を強化します。
末本
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月11日 「商売の秘訣は即断即決」
商売の秘訣の一つは即断即決。
しかし、合わせて三度念を押す慎重さも必要です。
幸之助は、いつも即断即決していました。
それが出来たのは、
いつもその仕事のあるべき姿を求めてブレなかったからです。
また、それまで何回も何回も、
考えて考えて、決断していたのです。
宇宙の大きな視点と、三度念を押す慎重さこそ商売の秘訣です。
幸之助翁の即断即決は、常に仕事の事を考えていたからですね。
三度念を押す慎重さと、時期を逃がさない、
決断をします。
末本
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
6月10日 「人を育てるということ」
「人を育てるということが、
経営者としてなによりも大事なことである」
幸之助は、モノを創る前に、
人を創ると人材育成を大切にしていました。
人材育成で、大事なことは、
仏法の「桜梅桃李」の原理です。
桜は桜、梅は梅です。
個性を伸ばしたとき、創造性が生まれるのです。
キラキラ輝く素晴しき人財が育つ社風を創れれば最高ですね。
末本