木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月10日 「明るい方から見る」
「木野君な、ものごとが起きたとするやろ、起きた事実は一つや。
明るい方から見るか、暗い方から見るかで、
一八〇度ものごとは変わるんやで。
どっちから見た方が、成功すると思う」
幸之助はいつも質問してきました。
この質問は、鍼灸師宅で、針治療をしながらの時でした。
一つのものごとでも、多面的に見る事が大事だと教えられたものです。
何事にもプラス思考で。
物事は多面的に考え、明るい方からみます。
感謝
月別アーカイブ: 2010年12月
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
12月9日 「世話好きにならんとあかん」
幸之助は、縁と恩を大事にしました。
それだけに人間の心に敏感でした。
「木野君な、自分が成功しようと思うたら、
先ず世話好きにならんとあかんで、
人間は与えたものしか返ってこんのや」
指導者の条件は、面倒見の良い人になることだと教えられました。
悪いことをすると因果応報で悪い事が返ってくる。
良い事をすれば良い事が返ってくる。
今、様々な方に助けられています。
いつしか必ずこの恩を、助けて頂いた方、
また、そのとき援助が必要な方のお世話が出来るようになります。
感謝
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『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
―この時代をいかに乗り切るか―
12月8日 「泥棒も三分の利」
幸之助は叱り方の名人でした。
時には、顔を真っ赤にして烈火の如く叱っていましたが、
人間を叱ったりものごとを叱ったりしません。
「君のこのやり方は、松下経営理念に沿ってない。
経営理念に沿って仕事をして、
初めて仕事というんや。
君は仕事してへんやないか」
相手を叱るとき、泥棒も三分の理があると心がけ、
心の中で許しながら叱っていました。
幸之助翁の心の広さ優しさを感じる文面です。
相手を事業のパートナーとして認め、
成長を願った指導を心がけたいです。
感謝