木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月8日 「本当に偉い人とは」
幸之助は。
「本当に偉い人とは、部下が自分より偉く見える人だと思う」
と言いました。
そして、
「部下を尊敬出来る人は、もっと偉い人やで、木野君覚えておきや」
と。
その時、初めて人が人を信用し、人に生まれ来た喜びを実感するものです。
美しき人間の心の絆は永遠に光る、と幸之助は、王道の経営を教えてくれました。
ナポレオンと大石内蔵助のどちらがリーダーとして素晴しいかと言われれば、
ナポレオンである。しかし、人間としては大石内蔵助である。
なぜならば、四七名もの志士が人生を共にしたからである。
少しでも、偉い人に近づきたいです。
感謝
月別アーカイブ: 2011年1月
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月8日 常に「一商人たる観念」を忘れずに
「松下電器が将来いかに大をなすとも、常に一商人の観念を忘れず、
従業員また、その店員たることを自覚して、質実謙譲を旨として、
業務に処すること」
業務の拡大、業務の拡大によって経営が放漫になり、
人におごりの心の生ずることを、強く戒めた
「社員基本内規第一五条」です。
現在も一日として忘れることなく、謙譲服用されています。
常に自分を律せられるよう努めます。
感謝
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月7日 「ダム経営は、企業の免疫力」
幸之助は、
「僕はいつでも『店』を閉める覚悟で仕事をしてきた。
『店』を閉めるとなると『金』もいるし、お客様、取引先、
従業員の皆さんに大変迷惑をかけることになる。そのために『蓄え』がないとあかん」
と言っていました。
モノ・金だけのダムだけではなく、
「信用のダム」「時間のダム」「心のダム」
をなによりも大切にしていたのです。
もちろんその前に、
「無借金経営」があることは言うまでもありません。
キョウエイホームは今年の2月で3周年を迎えます。
まだまだ、モノ・金のダムは築けませんが、
「信用のダム」「時間のダム」「心のダム」
のダムを築きダム経営を実現させます。
感謝
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月6日 「はっきりさせておかないと失敗するで」
「経営といい、商売といい、これはみな公事にして私事にあらず」(経営の心得)
「決算は毎月厳密にこれを行い、一ヶ月の業績全般を速やかに知悉し」(経営の心得)
「独往自主敢えて援助を頼まざるの境地に立ち、而して互いに相協力するよう心懸くべし」
(社員指導及び各自の心得)
この教えは、松下の伝統となって今も受け継がれています。
私は今迄我流で経営をしてきました。
頭の痛い教えです。
今から、改善します。
「みな公事にして私事にあらず」気持ちが引き締まります。
感謝
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
1月5日 「製品は自分の生命より大事やで」
幸之助は、如何なる悪条件の中にあっても、
製品の劣化は絶対に許されないとの毅然たる信念に立ち、
戦局悪化の厳しい事態の中で、最後まで良品造りを目指して努力しました。
「事業は会社全員の塊やから、総合芸術やで」
と。
「だから魂を入れて美しく仕上げなければいかん」
幸之助は、物づくりの神様でもあったのです。
私達の仕事も価値観も幸之助翁と同じです。
私達が携わった仕事は10年・20年は永続します。
お客様から「キョウエイホームに頼んで良かった」
「ありがとう」と言って頂けますよう、
職人さん達と共により良い仕事をしていきます。
感謝