『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月11日  「物には表と裏がある」
 幸之助は自然を愛し、
 自然の法則を自分の経営に最も活かした名人でした。
 「物には表と裏がある。裏からみた面を考慮しつつも、
  表にある美を認めて、それを伸ばすことが大切」
  とも言っています。
 「裏を見せ、表も見せて、散るもみじ」
  の句のように、幸之助は、物の本質をいつも
  厳しく見つめ経営に生かしていました。
 

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月10日  「商売の基本姿勢は」
「商売の基本姿勢は、朝に発意、昼に実行、
 夕べに反省、事業の成功は、
 その着実な実践から生まれる」
 と、幸之助は言い続けました。
 歴史学者のトインビー博士は、
「常に仕事をしていること。
 しかも全力を出して仕事をしていること。
 これが私の良心が義務として私に課した事です」
 と語っています。
 人間の道として大切にしていきたいものです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月9日  「大きな会社になればなるほど」
「大きな会社になればなるほど、
 経営者は、常に自ら困難に取り組み、
 問題を発見していかなければならない」
 これは、幸之助の強い信条です。
 歓喜は闘争の中にある、
 歓喜は荒れ狂う大海原に激しき波と風の暗闇の中にあるのです。
 経営者は、常に荒波の中に問題を発見し、
 解決しなければならないのです。
 それが経営者の役割です。
 

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
7月8日  「地獄に落ちて初めて解る」
「天国の良さは、地獄に落ちて初めて解る。
 不足を体験しなければ、満ちた喜びは、
 真に味わえないよ」
 と、苦労することの大切さを教えていました。
 変化の激しい時代だからこそ、
 より一層お客様の声に耳を傾け、
 そこから新しい方向を見出だしたいものです。
 幸之助は、
「反省のない経営には発展がない。
 発展のある経営には必ず反省がある」
 と、言っています。