『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月12日  「成功か失敗かの分かれ目が」
「100の事を行って、一つだけ成ったとき、
成らなかった九九に目を向け、
力を落とすか、成った一つに目を向け、希望を抱くか。
成功か失敗かの分かれ目が、こんなところにもある」
と幸之助は言っていました。
エジソンは、九九の失敗の後に、
一つの成功があったとして、発明王になりました。
この一つの成功に、すべての成功がかかっていると考えて、
成功の法則を見つけ出してほしい。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月11日  「愚かなことはしない」
自分は運がないとか、弱いとか、
自分で不幸を探すような愚かなことは、絶対にしないことです。
今現在ここに生きている、それだけでも十分、運があるのです。
生きるということは、何事かをなし得ることなのです。
自分自身を照らす内面の光が、
幸福を必ず見つけ出してくれます。
この世の中に、つまらない人間は誰一人もいないのですから。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月10日  「正しい道は必ず認められる」
正しい道は必ず認められるものです。
一度誤解されることがあっても、
長い間にはその正しさが必ず証明されます。
幸之助の変わらぬ信念でした。
人類は、何かを未来へ伝承していくものです。
いいものは必ず継承されていきます。
温かい心は幸せを、冷たい心が人々を不幸に、
事業を失敗に追い込むのです。
響き合う心が、必ず正道に光を当てます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
8月9日  「熱意なき人は描ける餅の如し」
「熱意なき人は、描ける餅の如し。
知識才能も、熱意がなければ無に等しい」
幸之助の好きな言葉です。
人は生きることの素晴しさを知った時、
すべての生命の尊さを知るものです。
その一念の変革が、喜びの生き方へと人生を輝かせていくのです。
その時、熱意が生まれてくるのです。
熱意がその人を変え、すべてを変えていくのです。