木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月2日 「最善の上に最善を尽くす」
ある時、幸之助に報告に行きました。
それなりに自分でも納得のいく結果でしたから、
当然ほめてもらえると思ったのです。
ところが
「木野君、もっと努力する余地はあるな」
と言われました。
幸之助は生き方の信条として、努力の上に努力を重ね、
それでもなお最善の上にも最善を尽くして、
新たな創意工夫をした人でした。
その一念に生きたとき、必ず事業は成功するものです。
月別アーカイブ: 2012年5月
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月1日 「心底からありがたく手を合わす」
お客様が出て行く後ろ姿に、心底ありがたく手をあわす。
これは幸之助の商いの姿です。
そういうお店には、人は自然と集まってくるのです。
人は情けの下で住むものです。
人は感性で買い、理論で納得するものです。
心が厚いか薄いか、深いか浅いか、強いか弱いか。
それが一切の根源です。
そこに店の成果が表れるのです。