『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月12日 「念には念をいれよ」
「念には念をいれよ。仕事を完全にやりとおすのに、
念の入れすぎということはない」
顔をみると、よく
「念には念を」
と叱られました。
すべては一念と行動から始まるのです。
幸之助は、
「挑戦の繰り返しの中にこそ、人は自身の
可能性の大きさを実感することが出来る」
と言うのです。
入念こそ、仕事を100パーセント完結するカギとなるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月11日 「物には表と裏がある」
幸之助は自然を愛し、自然の法則を自分の経営
に最も生かした名人でした。
「物には表と裏がある。裏からみた面を考慮しつ
つも、表にある美を認めて、それを伸ばすことが大切」
とも言っています。
「裏を見せ、表も見せて、散るもみじ」
の句のように、
幸之助は、物の本質をいつも厳しく見つめ経営に生かしていました。