木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
10月25日 「一期一会の精神」
接遇とは、一期一会の精神です。
いくらなじみのお客様でも、お迎えする際には、感激を新たにして、
お迎えする態度が大切というのが、幸之助の日常の心がけです。
これが出来れば、商売は成功です。
幸之助は約束の1時間前には、玄関に立ってお迎えしていました。
いつも人様を尊敬し、人様に感謝して生きていたのです。
月別アーカイブ: 2012年10月
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
10月24日 「難局に直面した場合」
「難局に直面した場合
まず、その事実自体を、はっきりと素直に
認識することが大事や」
「困っても、困ったらあかん。万策尽きたと思うな」
幸之助は、
「一番大きな問題から、手を打てば良い。後は、自然と解決する」
と言っていました。
万策尽きたところからすべてが始まるのです。
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
10月23日 「良識を高めよ」
幸之助に四四年仕えて経営の難しさを知りました。
「会社は放っておくといつでも化け物になる」
という言葉を思い出します。
サブプライムローンも会社が化け物になった一つの事例でしょう。
経営の仕方によって会社は弊害を作り出します。
それを是正していくのが結局人間の良識だと言っていました。
王道の経営をするには、やはり良識を高めることこそ大事です。
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『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
10月22日 「自分本意は自滅の道」
ファクシミリ事業を軌道に乗せようとして相談に行った時、
「君な、自分本意は自滅の道や」
と、言われたことがあります。
自分一社のことのみ考えては業界のレベルが上がらず、結
果的に自分の会社の安泰もあり得ないということでした。
事業は社会からの要請に的確にお応えするために興すものです。
決して社会を無視して自分本意になってはいけないのです。