『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月12日 「動けばドラマが生まれる」
動けばドラマが生まれる。
動けば結果が出る。
動けば歴史が変わる。
動かねば何も動かない。
「会社を動かそうと思えば、まず自分から動くことだ。
一人が動けば、万波となって、大きなうねりとなる」
これが事業成功の基本です。
幸之助は九四歳まで動いて、動いて、動きまわっていました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月11日 「人間は勝たねばならない」
「人間は勝たねばならない。問題は何に勝つかだ。
未来に思いをはせるものが勝つ、と思う」
と。
「ビジョンが自分に使命を知らしめてくれるから。
ビジョンが使命を再確認し、誇りと自信を与えてくれるから。
そして、夢を膨らませてくれるものだから。
ビジョンで未来を創造し、未来を設計するものが、勝利者となる」
と。
幸之助は、
「問題の数だけ希望が生まれた」
と、乗り越える喜びを語ってくれました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月10日 「事業計画は事業を成功させる計画」
事業計画は、一年前に作る決算書です。だから、事業計画は、
100パーセント達成しなければならないのです。
社会に約束をしているのです。
達成率90パーセントや110パーセントでは、経営精度がプラ
スマイナス10パーセントで、決して良くないのです。
5カ年計画を3年で達成して、幸之助に叱られました。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
2月9日 「愛さねば、なにも実らない」
仕事を愛し、会社を愛し、人を愛さねば、良い仕事は出来ない。
仕事に惚れ、会社に惚れ、人に惚れて初めて事業は成功するものです。
愛さねば、なにも実のらないのです。
事業も愛こそすべてです。
美しい愛を実らせたいものです。
幸之助は愛に生きた人でした。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
2月8日 「心に汗をかこう」
 知識や経験から、すぐ頭で考えて、勝手に結論を出して人に話を聞くことが多い。
 初めから結論ありきでは、何事も間違ってしまうものです。
 素直に相手の悩みを聞く心構えと、
「心に汗をかく」ことが、人の上に立つ人に一番求められるものです。
 幸之助は、いつも心にいっぱい汗をかいて仕事をしていました。
 素直に聞くことが大切なのです。