木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月23日「目標と希望を与える必要がある」
「経営者は、社員に対して、常に目標と希望を
与える必要がある」
と、幸之助から叱られました。
指導者は、まず自分自身が目標を持ち、
目標達成への熱烈な意志を持って、
それを部下に訴えることが必要です。
命令だけでは、人も目標も動かないのです。
そこに幸之助の人間哲学がありました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月23日「目標と希望を与える必要がある」
「経営者は、社員に対して、常に目標と希望を
与える必要がある」
と、幸之助から叱られました。
指導者は、まず自分自身が目標を持ち、
目標達成への熱烈な意志を持って、
それを部下に訴えることが必要です。
命令だけでは、人も目標も動かないのです。
そこに幸之助の人間哲学がありました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月22日 「なぜ経営をしなければならないか」
「なぜ、経営をしなければならないか。
それが、はっきりわかっておれば、
まず経営は成り立つものと思う」
これは幸之助の口癖のように、何回も聞かされた言葉です。
新しい時代に生き残ることの出来る人間は、
変化に適応出来る人間だけです。
一人の人間の熱い思いが、
経営を成功へと導くのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るかー
5月21日 「積極的な素直な心」
積極的な素直な心は、次の五つによって生まれます。
1、真理に従う
2、人に聞く
3、先入観を排する
4、困難を克服する
5、平易に見る
幸之助は、さらに「与えられた運命を最大に生かすと解釈すれば、
素直な心は生まれてくる」と言っています。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月20日 「経営理念が確立出来れば」
「経営理念が確立出来れば、その事業は半分成功したような
ものや」
幸之助は、事業成功の三原則を、次の三つと言っています。
1、絶対的条件 経営理念の確立 50パーセント
2、必要条件 個性を最大限発揮できる環境条件 30パーセント
3、付帯条件 戦略・戦術 20パーセント
「戦術は好きなようにやったらいい」と。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月19日 「金があると思えば、傲慢になる」
「金があると思えば、傲慢になり、金がないと思うと、卑屈になる。
金は使うだけあればよい」
こう考えれば、心は豊かになります。
ないと考えるか、あると考えるか。
世の中すべて、モノの考え方一つで成功するか失敗するかに分
かれるものです。
「考えることにはコストはかからない」と、幸之助はいつも熟慮を
重ねていました。