木野親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月9日 「人を信じなければ」
人を信じなければ、人は生きていけません。
人を信じなければ世間を狭くします。
人を信じてこそ、すべてが開かれ、発展の
道も出来てくるのです。
幸之助は、三度騙されても、四度目は、
「相手が気の毒がって頼みに来ない」と、
笑っていました。
人を信じることの大切さを、幸之助に
教わりました
木野親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
5月9日 「人を信じなければ」
人を信じなければ、人は生きていけません。
人を信じなければ世間を狭くします。
人を信じてこそ、すべてが開かれ、発展の
道も出来てくるのです。
幸之助は、三度騙されても、四度目は、
「相手が気の毒がって頼みに来ない」と、
笑っていました。
人を信じることの大切さを、幸之助に
教わりました
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
「過ちを改むるを」
士は過ちなきを貴しとせず、過ちを改むるを貴しと為す。 安政元年冬「幽囚録」
【訳】
立派なこころある人は過ちがないということを重んじるのではない。過ちを改めることを重んじるのである。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
「皇神の誓ひおきたる国なれば」
皇神の誓ひおきたる国なれば正しき道のいかで絶ゆべき 安政6年10月11日「※堀江克之助あての書翰」
【訳】
天照大神がお誓いになった我が日本国であるから、どうして、正しい道が絶えることがあろうか。ありはしない。
※水戸藩郷士 堀江克之助。江戸伝馬町獄での友人。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
「一日を弛めば」
足下誠に才あり、才あれども勤めずんば、何を以て才を成さんや。今、歳将に除せんとす、学弛むべからず、一日を弛めば、将に大機を失せんとす。 安政4年1
2月20日「※馬島生に与ふ」
【訳】
お前は本当に才能がある。才能はあるけれども日々努力をしなければ、どうして才能が開花させ、自分のものとできようか。できはしない。今年もまさに暮れようとして
いる。学問をする気持ちをゆるめてはいけない。一日でもゆるめれば、学問の大切な機会を失ってしまうぞ。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
12月22日 「いつもでも生くべし」
死して不朽の見込あればいつでも死ぬべし。生きて大業の見込あらばいつもでも生くべし。 安政6年7月中旬「※高杉晋作あての書翰」
【訳】
死んでも朽ちることはない、という見込みがあれば、いつでも(国家社会のために)身を投げ出すべきである。生きて大きな仕事をなし遂げる見込みがあれば、いつまで
も生き永らえるべきである。
※長州藩士高杉晋作。暢夫は字。松陰が久坂玄瑞と共に最も期待した高弟の一人。