『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

8月9日 「熱意なき人は、描ける餅の如し」

「熱意なき人は、描ける餅の如し。
知識才能も、熱意がなければ無に等しい」
幸之助の好きな言葉です。
人は生きることの素晴らしさを知った時、すべての生命の
尊さを知るものです。
その一念の変革が、喜びの生き方へと人生を輝かせて
いくのです。その時、熱意が生まれてくるのです。
熱意がその人を変え、、すべてを変えていくのです。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版

『吉田松陰一日一言』

―魂を鼓舞する感奮語録― 

「行を砥き名を立てんと欲する者は」

古(に)曰く「閭巷の人、行を砥き名を立てんと欲する者は、青雲の士に附するに非ずんば、悪んぞ能く後世に施さんや」と。   弘化4年2月朔日「※清水赤城に与ふる書」

【訳】

昔、このようにいっている。「一般の人で、行いをみがき、名を立てようと望むものは、立派な志のある人に付かなければ、どうして後世に名を残すような人物になれようか。なれはしない」と。

※砲術家、上野の人

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

8月8日 「何度失敗しても」

何度、失敗しても、もう一度勇気を失わなければ、
必ずものになります。
あまり恐れたり、心配しても、何の得にもなりません。
それは、人間の可能性を狭めてしまうからです。
失敗した本当の原因は、その人の心の中にあるのです。
成功するために、心に理想の灯を点すことが大切です。
心を思い切って変革することです。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版

『吉田松陰一日一言』

―魂を鼓舞する感奮語録―

8月8日 「今大業を創めんとならば」

 

按ずるに、小人必ず才あり。其の才用ふべし。其の悪赦すべからず。今大業を創めんとならば、君子小人となく皆其の才を用すべし、其の不善を露はさざれば可なり。 安政5年9月6日「読綱鑑録」

【訳】

思うに、徳のないつまらない人でも必ず才能はもっている。その才能を活用するべきである。しかし、そのつまらない低俗な気持ちはゆるしてはいけない。今、大きな事業をはじめようとするなら、心ある立派な人であれ小人であれ、その人の全ての才能を活用すべきである。よこしまな心を現さなければよしとすべきである。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

8月7日 「わが人生に悔いなし」

とにかく働きました。体の動く間は働き続けたのです。
カレンダーの休みの日も、自分が満足するまで
働いたことを振り返ると、わが人生に悔いはありません。
しかし、最愛の女房や家族には多くの迷惑をかけたと
思っています。
許して欲しい、ただただ許して欲しいと素直に思うのです。
しかし、幸之助の人生に少しでも触れたことは、
再び同じ生き方をしても良いという充実感に満たされて
います。幸之助は私の人生の救い主です。