川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月23日 「吾が心遂に忘れず」
龍蛇時に屈すれども、吾が心遂に忘れず。 安政5年正月四日「新年三十短古」
【訳】
龍は時を得れば天まで勢いよく駆け上り、得なければ、蛇となって地に伏し、屈するものである。私は(何度屈したとしても)龍となって、天に駆け上がらん、と
の志を忘れない。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月23日 「吾が心遂に忘れず」
龍蛇時に屈すれども、吾が心遂に忘れず。 安政5年正月四日「新年三十短古」
【訳】
龍は時を得れば天まで勢いよく駆け上り、得なければ、蛇となって地に伏し、屈するものである。私は(何度屈したとしても)龍となって、天に駆け上がらん、と
の志を忘れない。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月22日 「初心の感動」
「日々新た」が、幸之助の口癖でした。すべて最初の感激や
喜びを思い出し、日々新たな気持ちでものごとに取り組めば、
成功しないものはない、と考えていました。
惰性に陥るのは人間の常です。惰性の中には知恵も創造性
も出てこないのです。
事にあたって、日々新たに初心の感動を思い起こせば、いつ
でも新たな知恵と喜びが生まれてきます。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月22日 「縄なかるべからず」
木には縄なかるべからず、鋳には模なかるべからず。 安政2年「象山先生感懐の作に追和す、並びに引」
【訳】
木を用材とするには、墨縄が必要である。鋳物を作るには、型が必要である。(転じて)学問をするには、師が必要である。
※松代藩士 佐久間象山。幕末期の我が国を代表する兵学者で、松陰の師である。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月21日 「相手のプラスを考えろ」
幸之助は「人の不幸の上に幸せをつくったらあかん」とよく言って
いました。それが信念だったのです。
どんな時にも相手のためにプラスになるという志をもって事に臨ん
でいました。それが、人の心を動かしたのです。
すべては、生命と生命との対話です。
魂と魂との交流です。
自分の心と向き合えば、自ずと答えが出ます。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月21日 「気旺ならば」
勢振はば天下に強敵なく、気旺ならば天下に難事なし。 安政元年冬「※金子重輔に与ふる書」
【訳】
意気込みが盛んであれば、この世界に手強い敵はなく、気持ちが意気盛んであれば、この世界に難しいことはない。
※長州藩の農民 金子重之助。松陰が下田で米艦へ乗り込む際、従った同志。