木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月14日 「素直な反省」
「反省のない経営には、発展がない」と、幸之助によく言われました。
そして、「発展のある経営には、必ず反省がある」ということも、東方
電気時代に教えられたことです。
生きた反省、元気の出る反省でなければ、心が死んでしまいます。
反省して、自信をなくしてしまっては、本末転倒です。
「素直な反省、これが成功の秘訣だ」
この言葉どおりの実践を幸之助はしていたのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月14日 「素直な反省」
「反省のない経営には、発展がない」と、幸之助によく言われました。
そして、「発展のある経営には、必ず反省がある」ということも、東方
電気時代に教えられたことです。
生きた反省、元気の出る反省でなければ、心が死んでしまいます。
反省して、自信をなくしてしまっては、本末転倒です。
「素直な反省、これが成功の秘訣だ」
この言葉どおりの実践を幸之助はしていたのです。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月14日 「我が党平生の志す所」
〇天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行き、志を得れば民と之に由り、志を得ざれば独り其の道を行ふ。富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威
武も屈する能はず。此れを之れ大丈夫と謂ふ。(孟子本文)
此の一節反復熟味すべし。我が党平生の志す所此の外他事なし。今悉く其の義を釈せず。 安政2年8月21日「講孟劄記」
【訳】
〇天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行き、志を得れば民と之に由り、志を得ざれば独り其の道を行ふ。富貴も淫する能はず、貧賤も移す能はず、威
武も屈する能はず。此れを之れ大丈夫と謂ふ(仁という天下の広い住居におり、礼という天下の正しい位置に立ち、義という天下の大道を歩む。志を得て、世に用いられ
ぬならば、天下の人民と共にこの正しい道を行い、志を得ないで、用いられぬならば、自分一人でこの道を行う。財貨が多く位が高くても、その心を墜落させることがで
きず、逆に、貧乏で身分が低くても、その心を変えさせることができない。威光や武力をもってしてもおびえさせることができない。こういう人をこそ、本当の男児とい
う)。(孟子本文)
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月13日 「千載の図を空しうするなかれ」
一朝の苦を顧うて、遂に千載の図を空しうするなかれ。 安政元年9月以降「五十七短古」
【訳】
一時的に苦しいからといって、永遠にその名が朽ちることのない雄大なはかりごとを途中で投げ出すようなことがあってはならない。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月13日 「欠点を長所に変える」
欠点を克服すれば長所となり、その欠点が大きな力になります。
そのためにも自分の欠点を知って日々努力を重ねていくのです。
人間は完全ではありません。
欠点は必ずあるのです。
幸之助はその欠点を素直に見つめていました。
なにも恐れることはありません。
欠点を長所にすればよいのです。
素直に自分の欠点を注視することから始めれば、問題はすべて
解決します。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
「死狐、丘に首す」
縦ひ仁人の譏を受くとも、死狐、丘に首す、誓つて正者の志を遂げん。 安政6年5月6日「庸書の檄」
【訳】
狐は死に際し、元々自分が住んでいた丘に首を向ける、つまり、本を忘れないという。そのように、たとえ心ある人の非難を受けたとしても、誓って、私は正しい志をと
げよう。