木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月12日 「指導者は決断する」
「君、それは自分で決断せんとあかんな」
私が助言を求めに行った時に、幸之助に言われた言葉です。
指導者たるもの人に助言を求めることも大切だが、
決断は自分でしなければならないと教わりました。
決断は指導者の一番大事な仕事です。
決断を経営理念に照らして行えば、成功することは間違いありません。
経営理念が熟慮の基(もと)となり、断行の勇気となるのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月12日 「指導者は決断する」
「君、それは自分で決断せんとあかんな」
私が助言を求めに行った時に、幸之助に言われた言葉です。
指導者たるもの人に助言を求めることも大切だが、
決断は自分でしなければならないと教わりました。
決断は指導者の一番大事な仕事です。
決断を経営理念に照らして行えば、成功することは間違いありません。
経営理念が熟慮の基(もと)となり、断行の勇気となるのです。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月12日 「片時も」
有志の士は片時も空々茫々の間なし。 安政3年5月23日「講孟劄記」
【訳】
志のある侍は、わずかな間でも、空しく、ぼーっとしている時間はない。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月11日 「志の声を聞け」
「木野君な、問題は宝の山やで!
ただ、志がなければ問題は迷いのもとになるだけや。
志の声を聞けば必ず成功する」
と言われました。
夢や志があればどんな逆境でも発展していくことが出来るのです。
道にかなった方針を立て、全員が心を合わせて努めれば、ことは必ず成就するのです。
幸之助は、自分を突き動かしている根源に、心の声を持っていた人でした。
川口雅昭氏編 致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―
9月11日 「其の人なし」
将弱くして厳ならず、教道明らかならず、吏卒常なく、兵を陳ぬること縦横なるを乱と曰ふ。是れ則ち将と吏卒と、皆其の人なし。正に今時の弊なり。一旦事あらば、大乱立ちどころに至らん。今幸に事なくして、乱形暫く伏す。危いかな。 安政4年以降「孫子評註」
【訳】
大将に能力がなく、威厳がない。教えが明確でない。指揮官も士卒も平常心がなく、防備態勢の立て方が混乱していることなどを乱という。これはつまり大将や指揮官、士卒にふさわしい人がいないということである。将に現在の(我が国の)弊害というべきである。一旦、非常事態ともなれば、すぐに大混乱となるであろう。今は幸いにも、そのような状況がまだおこっていない。実に危ない状況というべきである。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
9月10日 「熱心の上にも熱心に」
私が社長就任のおり、幸之助は「この子は熱心な子や」
と記者の質問に答えてくださいました。
私は熱意というものが一番大事だと考えていました。
自分の腹の底から生まれてくるものがなければ本物ではない。
毎日の熱き触れ合いの中に、人生を豊かにする智慧が
でてくるものです。
熱意は、他人の幸せを願う心から生まれてくるのです。