『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月7日 「壮健にそだち申さず候ては」

武士は壮健にそだち申さず候ては物前の用に立てざるは勿論なり。 
嘉永4年6月28日「※叔父 玉木文之進あて書翰」

【訳】

侍というものは、心も体も元気で丈夫に育てなければ、
いざという時に役に立たないことはもちろんである。

※長州藩士 玉木文之進。松陰の叔父。
松陰が幼少時より教えを受け、最も影響を受けた人物といわれる。

侍でけではなく、私も心も体も元気で社会に貢献します。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るのか―

10月7日 「今という一瞬一瞬を」

一念とは、一つの今の心と書きます。
この一念を積み重ねて生きることが人生や経営を豊かにしていくのです。
「今という一瞬一瞬を、精一杯生きる積み重ねが、充実した人生を創り出す」
幸之助に教えられたことの一つです。

ものごとは自らが投じたものしか戻ってきません。
他人を当てにする心があれば、ものごとは進みません。
一瞬の中に、全責任を感じ、自らが必死に立ち上がれば、
劇的に道は開かれてくるのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月6日 「夢見るほどに愛する」

自分の仕事も自分の部下も、夢見るほどに愛すれば、
必ずうまくいくのが法則です。
それが幸之助の信念でした。「心は生きているのだ」と、
よく言っていました。

この人のためならと感じさせれば、自然と人は動くのです。
指導者は人を引き付ける魅力を養い、高めたいものです。
夢見るほどに人を愛する。これほど尊いことはありません。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月6日 「師恩友益多きに居り」

徳を成し材を達するには、師恩友益多きに居り。故に君子は交游を慎む。
  安政2年3月「士規七則」

【訳】

人としての徳を身につけ、才能を開かせるには、恩師の御恩や友からの益が多い。
だから、立派な人は交際を慎むものである。滅多なことでは人と交際しない。

素晴らしき人生にするため、恩師となられる師、学びの友との出会いを大切にします。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月5日 「排除の道ではない」

仕事がどんなに出来ても、人の使い方、育て方が下手であれば、
経営は決してうまくいきません。

人間の道は、排除の道ではないからです。

嫌な人も、嫌なものも、心を定めて、あるがままを容認し、受け入
れる事が出来れば、人は育ち、経営は成功するのです。

人生、人間として人と人との繋がりが全てですね。