『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月19日 「お客様のためという素直な心」

自己中心の経営姿勢は覇道に近いというのが、幸之助の教えでした。
お客様のためという信念から出た呼びかけでなければ、内なる
強い説得力は生まれてこないのです。

日常の何気ない出来事の中にも、他人を思いやる気持ちが大切
であり、そこに王道の経営の強さがあるのです。

お客様のためという素直な心が、理想の灯りを点すのです。

お客様と共存共栄
お客様と共に栄えるキョウエイホームを実現させます。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月19日 「経籍に炳如たり」 

夫れ士君子の道は経籍に炳如たり。  弘化4年「※平田先生に与ふる書」

【訳】
心ある立派な武士や君子の生き方は、昔の聖典に明らかである。

※長州藩士 平田新右衛門。少年時の漢文学の師

日本人として恥じない生き方を目指します。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月18日 「吾れの位と為せる所は」 

吾れの位と為せる所は、身を処するに仁を以てし、志を練るに義を以てし、
治には以て国の干城となり、乱には以て君の爪牙となる、其れ是れのみ。 
 弘化4年「※平田先生に与ふる書」

【訳】

私が今、心に期しているのは、人に対しては、慈しみや思いやりの気持ちを持ち、
志を鍛えるにあたっては、人間の踏み行うべき正しい道をもって行うことである。
また、平時のは殿の御楯となり、外国の侮りを防ぎ、国内を治め、
戦時には殿の牙となり爪となってお守りすること、これだけである。

※長州藩士 平田新右衛門。少年時の漢文学の師

今の時代にしてあてはめますと
会社の幹部としての心得ですね。
末本としまして
人に対しては、慈しみや思いやりの気持ちを持ち、
志を鍛えるにあたっては、人間の踏み行うべき正しい道をもって行うことである。
を心がけます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月17日 「大事を決する時には」

「小事は損得の基準を決めても、過ちは少ない。
しかし、大事を決する時には、利害・損得を超越した見地に
立たねば事を誤る」
と、いつも厳しく教えられました。
経営理念を経営の物差しにしているか。
経営理念を軸に会社を経営しているか。
経営理念を鏡にして行動しているか。
今こそ経営者は王道の経営に徹すべきです。

共存・共栄の経営理念+日本人として正しい倫理観をもとに決断します。

『吉田松陰一日一言』

川口雅昭氏編  致知出版
『吉田松陰一日一言』
―魂を鼓舞する感奮語録―

10月17日 「独り学びて友なくんば」

曰く、「独り学びて友なくんば、則ち狐陋にして寡聞なり」と。 弘化4年2月朔日「※清水赤城に与ふる書」

【訳】

昔の人がいわれた。「一人で学問をし、一緒に学ぶ友達がいなければ、学問の内容は偏り、見識はせまくなる」と。

※砲術家、上野の人。

切磋琢磨しあえる学びの友は必要ですね。