『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

2月6日 「一念を定める」

松下電器は、昭和七年四月、貿易部を新設し、自らの手による輸出事業に
着手しました。幸之助三七歳の時です。
当時の担当部長は、「貿易の経験者は一人もおらず、英文タイプも
入手するのに、数ヵ月かかったが、商社に依存せず、自ら市場を
つかむことから始めた」と。そして、三年後には、松下貿易株式会社を設立。
「一念を定めれば、中小企業でも、その気になれば誰でも出来るよ」。
幸之助は、こうして戦前から世界市場へと大きな夢を膨らませていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我が辞書には不可能無し。
まず思う事ですね。

省エネ住宅に関するポイント制度について

省エネ住宅に関するポイント制度について
.

最終更新日:平成27年1月27日
 
 省エネ住宅に関するポイント制度(省エネ住宅ポイント制度)は、省エネ住宅の新築やエコリフォームの普及を図るとともに、消費者の需要を喚起し、住宅投資の拡大を図る事を目的とし、一定の省エネ性能を有する住宅の新築やエコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行する制度です。

※本制度は、平成26年度補正予算の成立を前提としています。正式には国会での審議を踏まえ制度として創設されます。

○省エネ住宅ポイント制度の概要(1ページ)についてはこちら

○省エネ住宅ポイント制度の内容 ≫詳細についてはこちら

○説明会資料(省エネ住宅ポイントについて)についてはこちら

○【新築】省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)についてはこちら
※「エコ住宅の新築」及び「完成済購入タイプ」におけるトップランナー基準相当の基準のうち、共同住宅等の基準です。
※平成27年4月1日以降の申請においても、断熱性能要件については省エネルギー対策等級相当の性能でも可能となりました。

○ポイント交換商品等の募集予定についてはこちら
※ポイント交換商品等の正式な公募要項及び公募期間については、事務局決定後、公表します。

☆よくあるご質問 → Q&A(平成27年1月19日更新)

..

省エネ住宅ポイント制度の概要
.
1.ポイント発行対象
 本制度では、省エネ性能を満たすエコ住宅の新築、対象工事を実施するエコリフォーム及び省エネ性能を満たす完成済みの新築住宅の購入を対象とします。
(1)エコ住宅の新築
 自ら居住することを目的として新たに発注(工事請負契約)する新築住宅。
 所有者となる人が発注する場合を「注文住宅」、販売会社等が発注し、所有者となる人が購入するものを「分譲住宅」とします。
(2)エコリフォーム
 所有者等が施工者に工事を発注(工事請負契約)して実施するリフォーム。
(3)完成済購入タイプ
 自ら居住することを目的として購入(売買契約)する完成済み※の新築住宅。
 ※ 平成26年12月26日までに建築基準法に基づく完了検査の検査済証が発行されたもの

2.対象住宅の要件及びポイント数
(1)エコ住宅の新築及び完成済購入タイプ
 次のいずれかに該当する新築住宅をポイントの発行対象とし、1戸あたり300,000ポイントを発行します。なお、ポイントを申請する際には、下記の基準に適合することについて登録住宅性能評価機関等の第三者機関による証明を受ける必要があります。
 [1] 一般住宅(全ての構造)
  a) トップランナー基準の一戸建て住宅
  b) トップランナー基準相当の共同住宅等 →省エネ住宅ポイント対象住宅基準(共同住宅等)についてはこちら
  c) 一次エネルギー消費量等級5の性能を有する住宅
 [2] 木造住宅
  a) 一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅
  b) 断熱等性能等級4の性能を有する住宅
  c) 省エネルギー対策等級4の性能を有する住宅
(2)エコリフォーム
 以下の要件を満たすリフォーム工事等をエコリフォームの対象とします。なお、ポイントを申請する際には、対象工事に関する証明書等が必要になります。
 1戸あたりの発行ポイント数は、対象工事内容ごとのポイント数の合計とし、300.000ポイントを限度とします。ただし、耐震改修を行う場合は、1戸あたり450,000ポイントを限度とします。
 [1] 窓の断熱改修:窓の大きさに応じて3,000~20,000ポイント
 [2] 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修:部位に応じて30,000~120,000ポイント
 [3] 設備エコ改修工事(エコ住宅設備の内、3種類以上を設置する工事):設備の種類に応じて3,000~24,000ポイント
 [4] その他の工事等
  「[1]窓の断熱改修」、「[2]外壁、屋根・天井又は床の断熱改修」又は「[3]設備エコ改修」のいずれかの工事に併せて行う次の工事等を対象とします。
  a.バリアフリー改修:改修箇所に応じて6,000~30,000ポイント
  b.エコ住宅設備の設置(3種類未満を設置する工事):設備の種類に応じて3,000~24,000ポイント
  c.リフォーム瑕疵保険への加入:1契約あたり11,000ポイント
  d.耐震改修:1戸あたり150,000ポイント
 [5] 既存住宅購入加算
  既存住宅について、平成26年12月27日以降に売買契約を締結し、売買契約締結後3ヶ月以内にエコリフォーム対象工事の工事請負契約を締結する場合にポイントを加算します。
  既存住宅購入加算で発行されるポイント数は、他のエコリフォーム対象工事等で発行されるポイント数の合計と同数のポイント数としますが、100,000ポイントを上限とします。

3.対象期間
(1)エコ住宅の新築及びエコリフォーム
 以下の期間内に契約、着工・着手、完了したものを対象とします。
 [1] 工事請負契約
  平成26年12月27日(閣議決定日)以降
  ※既存契約の変更を含みます。(ただし、着工・着手前のものに限る。)。
 [2] 建築着工・工事着手
  平成26年12月27日(閣議決定日)~平成28年3月31日
  ※予算成立日以降に工事完了するものであって、別途定める期間内に完了報告が可能なものを対象とします。
(2)完成済購入タイプ
 平成26年12月26日までに建築基準法に基づく完了検査の検査済証が発行されたもので、予算成立日以降に売買契約を締結した新築住宅を対象とします。

4.従来制度との主な違い

従来制度
(復興支援・住宅エコポイント)

新制度
(省エネ住宅ポイント)

対象期間  H23.10~H24.10に着工  閣議決定日(H26.12.27)以降に契約
 (着工は契約締結日~H28.3.31)
対象住宅  新築、リフォーム  新築、リフォーム、完成済新築住宅の購入
対象種別  持ち家、借家  持ち家、借家(リフォームのみ)

対象住宅の性能要件等
新築  トップランナー基準相当(木造住宅は等級4)  トップランナー基準相当(木造住宅は等級4)
リフォーム  (1)窓の断熱改修
 (2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修

  +上記(1)又は(2)にともなう以下の工事等
  [1]バリアフリー改修
  [2]エコ住宅設備の設置
  (太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ)
  [3]リフォーム瑕疵保険への加入
  [4]耐震改修  (1)窓の断熱改修
 (2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修(部分断熱可)
 (3)設備エコ改修(エコ住宅設備3種類以上)
  +上記(1)~(3)のいずれかにともなう以下の工事等
  [1]バリアフリー改修
[2]エコ住宅設備の設置
  (太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓)
  [3]リフォーム瑕疵保険への加入
  [4]耐震改修

ポイント数
新築  被災地:30万ポイント、その他:15万ポイント  30万ポイント
リフォーム  最大30万ポイント(耐震改修を行う場合:最大45万ポイント)
 (工事内容に応じ2千~10万ポイント)  最大30万ポイント(耐震改修を行う場合:最大45万ポイント)
 (工事内容に応じ3千~12万ポイント)
 (既存住宅購入を伴うリフォームはポイント加算)
交換商品  地域産品、商品券等
 (被災地支援にポイントの半分以上を充当)  地域産品、商品券等

※エコリフォーム対象工事の対象建材・設備一覧はこちら

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

2月5日 「ベニヤ板の飛行機をつくった」

「木野君、事業はその気になれば不可能なことでも、指導者の
一念が変われば、可能になるものだよ」。

幸之助は、戦前、軍の強い要請で、ベニヤ板の木製の飛行機
をつくらされました。
昭和20年1月、1年あまりの期間で第1号機を造り、それから
終戦までの7ヶ月間で、あと2機を生産、時速320キロで飛ばし
ました。

「家電の製品も、戦争の武器も、作るものには変わりない。
その製品にどれだけ人間の美しい魂を入れることが出来るか
が大切だ」と、幸之助は考えていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
想えば叶う。人間は無限なる力を秘めています。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―

2月4日 「経営のコツは対話にある」

 幸之助は、創業の当初から、時間を見つけては、
社員との懇談を随時、頻繁に実施していました。
 やがて、各事業場の責任者を中心に、
「職場茶話会」へと拡大していきました。
「木野君、事業は一人で出来へんで。仕事は社員一人との対話から始まるんや。
対話から始まって対話で終わるんや。覚えておきや」
 事業成功の基本は一人ひとりとの対話にある、と教えられました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経営は人間対人間ですね。