『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月18日 「辛抱が大事」

幸之助の生き方を貫くものは、成功の道は辛抱だということです。

相手の言うことをいったん素直に受け入れてみる。
与えられた逆境にも安易に逆らわない。
そうした大きな辛抱強さが幸之助の天運を切り拓いたのです。

「心の通う人間らしい社会を、辛抱の一念で、より高く、より深く、
より広く築き上げねばならない」と、幸之助は懸命でした。
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辛抱を続ければきっと道は開ける事を信じ
努力を重ねます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月17日 「大事を決する時には」

「小事は損得の基準を決めても、過ちは少ない。
しかし、大事を決する時には、利害・損得を超越した見地に
立たねば事を誤る」
と、いつも厳しく教えられました。
経営理念を経営の物差しにしているか。
経営理念を軸に会社を経営しているか。
経営理念を鏡にして行動しているか。
今こそ経営者は王道の経営に徹すべきです。
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お互いが栄えられますように
共栄を目指します。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

10月16日 「自分の分を守れ」

幸之助は、「まず一歩前進することだ」と、自分に言い聞かせていました。
色紙に「前進」と書いてくれました。
一歩前に出ないかぎり、目標には絶対到達しないのです。
しかし、無理をすることを、いつも厳に慎むように
教えられました。「限界を超えろ」と言いながら、
「自分の分を守れ」とも言っていたのです。
相矛盾する中に幸之助の真実があります。