木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月18日 「変化に乗り遅れるな」
「『変化に乗り遅れるな』という言葉があるが、変化に気づいた
時は、もう遅い。変化が起こってしまっている。
木野君。君ならどうする」と、聞かれ、「変化の先取り」をします
と言うと、「世の中に、「一寸先は闇』という諺(ことわざ)がある
で」、と叱られました。
「自らが変化を起こせ、自ら歴史を作れ」と、言うのが幸之助の
答えでした。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月18日 「変化に乗り遅れるな」
「『変化に乗り遅れるな』という言葉があるが、変化に気づいた
時は、もう遅い。変化が起こってしまっている。
木野君。君ならどうする」と、聞かれ、「変化の先取り」をします
と言うと、「世の中に、「一寸先は闇』という諺(ことわざ)がある
で」、と叱られました。
「自らが変化を起こせ、自ら歴史を作れ」と、言うのが幸之助の
答えでした。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月17日 「商売とはありがたいものや」
「商売とはありがたいものや。お客様が応援してくれるで。商売
ほど尊い仕事はない。世の中で一番大事な仕事や。だから正直
に商売せなあかん」
「マーケットは、奪い合いするものではなく、新しく創り出すものや、
奪い合うから、自分の会社もおかしくしてしまう」
「新しいマーケットを創るところに、経営者としての本当の喜びが
ある」と、幸之助はいつも前向きに笑顔を絶やしませんでした。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月16日 「心の扉を開く」
すべての情報は、現場にあります。
情報は、人から出て、人に帰るものです。
だが、問題は、人間が自分の心の扉を開くカギを持っていないことです。
人間としての心が、お互いに通じ合うかどうかです。
不幸とは、心の糸が結べないことです。
「私の心は、あなたと同じ心です」と、思うこの一点から、
幸せのすべての道は開かれるのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月15日 「働くとは」
働くとは、「はた(周囲)を楽にすること」
働くとは、人が動くと書きます。
働くとは尊いことです。人のために汗を流すことです。
誰のために、何のために、どのように働くかによって、
その人の真価が問われるのです。
幸之助は、この世から貧乏の二字を無くしたいと懸命
に働きました。
それが幸之助の原点なのです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
2月14日 「苦しみの中にこそ大志が生まれる」
どんな悩みがあっても、それを克服する力は、人間自身の心の
中にあると、幸之助は信じていました。
未来をつくるのは、自分自身の心です。
苦しんで、苦しんで、悩み悩み悩み抜いた時、自分の体の中か
ら、苦しみの中から自然と大志が生まれてくるのです。
崖っぷちに立った時、心を決めれば、道はおのずから開かれて
きます。