『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月24日 「死を恐れるな」

「死を恐れるな、恐れるのは死への準備のないことである」。
この言葉は私の頭から一度も放れたことはありません。

幸之助は、「僕はいつでも、店を閉める覚悟で、頭を
下げ下げやってきた」と、話していました。
そのために、ダム経営、無借金経営が生まれたのです。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月23日 「ことの真実は」

「ことの真実は、理論や数値だけに頼ったらあかん。
人間の感情をプラスして判断することが大切やで」
幸之助は、いつもことの是非について、こう言っていました。
人は理論で納得し、感情で動くものです。
数字が何を表しているかを、感性で捉えてみれば、
企業の実態が見えてきます。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月22日 「心の通い合い」

「心の通い合いが職場を明るくし、仕事の成果を高めることになる」と、
幸之助は心のこもった対応をしていました。
心が生かされた仕事に命をかけて戦っていたのです。
お客様との心の通い合い、社員との心の通い合い、そして
自分自身との心の通い合いを心掛けていました。
人は誰でも、心に汗をかいた分だけ、成功に近づくのです。
心の通い合いが大事です。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月19日 「可能性に限界はないのです」

まだまだ良い方法がありはしないかと、考えれば
考えるほど、必ず新しい工夫が生まれ進歩が
生ずる。これは幸之助の日常生活の姿です。

考えて、考えて、考え抜くところに、新しい道が
開かれてくるのです。

経営理念に祈り抜くことが、なによりも大事
なのです。

可能性に限界はありません。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

6月21日 「大きな仕事をすることが尊いのではない」

「大きな仕事をすることが尊いのではない。たとえ小さく
ても仕事に成功することが尊いのや」
この言葉は、松下幸之助の基本的な考え方の一つで、
よく教えられました。
闘争の中に激しい波があり、嵐の暗闇の中に歓喜があ
るのです。
希望を持って生きることが出来るのは、人間だけです。
希望の内容が人間の人格を創るのです。