安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

11月5日

自ら反る

君子は自ら反るー「自反」ということは「論語」「孟子」の根本精神といってよい。

自ら反る。自らに反る。自分で自分に反る。例えばつまずいてけがをした。

「こん畜生!」といって石を蹴る人間がある。つまずいた時、

「ああうっかりしていた。おれもまだいけないぞ」と反省する。

例えば武道の達人だったら、つまずいてひっくり返るということは決してない。

物につまずいてひっくり返るなんて、これは迂闊のいたすところだ。

修行未熟のいたすところだ。

だからそういう時には、「しまった、おれもうっかりしておった」と自ら反る。

それが本当の人間である。その人は確かな人であり進歩する人だ。

そこからも非常に変わってくる。

 

 

 

福岡市東区香住ヶ丘  株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

11月4

  僻

 修養学問のし始めはとかく鼻についたり、

仲間外れになるものが多い。

之を僻と謂う。

福岡市東区香住ヶ丘  株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
11月3日 「桜の木に桃の実は実らない」

「人の心は、千差万別どころか、万差億別、したがって教育も
万差億別の教育をしなければならないよ」
と、幸之助はよく言っていました。
仏法でいう「桜梅桃李」の考え方は、人材育成の原則です。
桜の木には、桃の実は実らないのです。
万差億別と考えるところに、幸之助の優しさを感じました。

福岡市東区香住ヶ丘  株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

11月3日

 文化とは民族の創造力をいい、文明とは

その施設外観をいう。文明が文化の重荷に

なって来ると、その文明は永遠の生命から云えば

危険だといわねばならぬ。

 

 

福岡市東区香住ヶ丘  株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

11月2日 「欲望を見つめ直す」

幸之助は、人間の欲望を容認していました。
人間の生きるエネルギーの根源の一つと考えていたのです。

しかし、欲望は時には人間の心を曇らせたり世の中を照らし
たりすることもできます。
すべては本人の心の持ち方次第なのです。
素直な心で自分の欲望を見つめ直すべきです。

 

福岡市東区香住ヶ丘  株式会社 キョウエイホームより