安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
11月25日
悟りとあきらめ
内容の有無、高低、深浅の差はあるが、五十の頃は知命の時候である。
聖人に於ては悟りと云い、常人に於てはあきらめと為す。
安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
11月25日
悟りとあきらめ
内容の有無、高低、深浅の差はあるが、五十の頃は知命の時候である。
聖人に於ては悟りと云い、常人に於てはあきらめと為す。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
11月25日 「暗い絵を描けば」
悲観した暗い絵を描けば、その通りの方向に、現実も動いて行く。
自分も不可能だと思えば、必ず不可能になる。もうだめだと思っ
たら、必ずだめになる。
だから、そんな悲観的なイメージは心から消し去らねばならない。
安岡正篤一日一言
11月24日 運を高める
人間は深い精神生活を持たなければ、本当の意味の形相・色相は養われない。
結局、運というものは相に現われ、相がよくなれば運もよくなる。
しかし運をよくしようと思えば、結局、心を養わなければならない。…
心を養うということは学問をすることで、したがって、本当の学問をすれば人相もよくなり、運もよくなる。
すべてがよくなる。
運も相も結局は学問にほかならないのである。
学問・修養すれば自ずからよくなる。
そこで昔から本当の学者聖賢は、相や運の大事なことは知っておるけれど、敢(あえ)てそれを説かなかった
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
11月24日 「成功の源泉」
使命感を持つと情熱が生まれ、情熱が生まれると強い決意が生じてくる。
経営活動とは指導者の使命感の発露であり、
それが具体的な成果となるのです。
形の無い使命感や情熱が決意となって成功を作り出していく。
「君、決意こそ、すべての成功の源泉やで」
幸之助は厳しい視線で私に言いました。
安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
11月23日
逈限然(けいぜん)天地の眞吾(しんご)が現れる」ように、
人間も年寄るに随(したが)って、容色は衰え、矯飾(きょうしょく)は廃れて、
その人の真実我が掩(おお)うところなく現れてくる。
『菜根譚(さいこんたん)』にも「人を看(み)るには只(ただ)後半截(こうはんせつ)を看よ」
という古語を引いているが、誠に人の晩年は一生の総決算期で、その人の真価の定まる時である。
*後半裁・・・後半生