安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

1月5日   新年の解

新という字を知らぬ者はない。
然し新という字の真の意味を解する人は案外少い。
元来この字は「辛」と「木」と「斤」との組合せである。

辛は努力を意味し、斤は木を斬る「まさかり」、「大をの」であり、これで木をきること、それから「斤斤」といえば明らかに見わける、又いつくしむ(慈愛)の意がある。
即(すなわ)ちよく木を愛し育て、それを努力して加工し、新-あらたなものにして活用するということを表すものである。
こんな深い正しい意味を知らないで「あたらしがりや」など、目先の変った、ものめずらしいということに軽々しく解するのは、とんでもないことである。
本当に新しくするのには大した用意と努力を要するわけで、新人などざらにあるものではない。
年の始に勉強せねばならぬことは、先(まず)以(も)って自己をどう維新するかということである。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

1月5日 「製品は自分の生命より大事やで」

幸之助は、如何なる悪条件の中にあっても、製品の劣化は
絶対に許されないとの毅然たる信念に立ち、戦局悪化の厳
しい事態の中で、最後まで良品造りを目指して努力しました。

「事業は会社全員の塊やから、総合芸術やで」と。
「だから魂を入れて美しく仕上げなければいかん」

幸之助は、物づくりの神様でもあったのです。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

 

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

1月4日 

機前②一年では「神代のことも思はるる」という元旦。
人間で言うなら幼児。
地球でいえば混沌(こんとん)、太初(たいしょ)である。

夜明けは実に静寂で、光明で、清浄である。
明るく、静けく、清い。
伊勢神道はこれを本領とするもので、機前を以て心と為し、諸々の汚れや俗気を斥(しりぞ)けて、神試を嘗(な)め、正直清浄を行ずるのである。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

1月3日 機前①

度会家行(わたらいいえゆき)の「類聚神砥本源(るいじゅんじんぎほんげん)」に「志す所は機前を以て法と為(な)し、行ずる所は清浄を以て先と為す」と言っておる。
機前とは、一日で言うなら、日が出て鶏が鳴き出す、人間世界のいろいろな営みが始まる、こういう働きを機というから、その前で、暁であり早朝である。

 

 

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより