安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

1月21日  王陽明の抜本塞源論②

その教を要約すれば、ややもすれば見失い易い道心を把握して、人倫を厚くすることに過ぎない。
根本はここにあって、学問ということもこの事を出るものではなくただ親に孝に、その長に弟に、心体の同然に復らせるにあるのである。
それは元来人々本具のもので外から借りてくる必要のないもの、誰にも出来ることなのである。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

安岡正篤 一日一言

心を養い、生を養う

1月20日  

王陽明の抜本塞源論①王陽明はいう。
抜本塞源(ばつぼんそくげん)ということが明白にならぬと、天下は到底救われない。
人間は私があるのと、欲に蔽(おお)われるために、段々小さくなり、頑(かたく)なになり、終(つい)には親子兄弟の間まで仇讐(きゅうしゅう)の様になる者も出てくる。

そこで聖人は天下を教えて、私は克(か)ち蔽(へい)を去らせ、総(すべ)ての人間に共通の心の本体に復(かえ)らせようとするのである。
誰も初めからそんなに間違っているのではない。
皆斉(ひと)しく天地万物一体の仁を具(そな)えているものだからである。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

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心を養い、生を養う

1月19日  独りを楽しむ

真に自己を社会化するためには、常に自己を深めねばならぬ。
真に人を愛するには、かえって独りを楽しむ者でなければならぬ。
浅薄な利他と同情とは最も徳の賊である。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤 一日一言

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心を養い、生を養う

1月19日   孝心

人として生まれ出でた子がその親に対しておのずから催(もよお)す感恩報謝の情意を、実に「孝心」、あるいは単に「孝」と言う。
孝こそは我々がその最も直接な造化に対する帰順合一であり、孝によって我々ははじめて真の意味における人となり、あらゆる道徳的行為はここより発する。
真に孝は徳の本であり、教えのよって生ずるところである。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之 著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

1月23日 「欠陥は宝やで」

「欠陥のない人、欠陥のない会社もない。みんな欠陥だらけや。
だから人生は面白い。欠陥は宝やで。それを解決するために、
人間は生まれて来たんやから」
三五歳で再建会社の代表取締役になった時、
紙三枚分もある欠陥を書き出して、幸之助に、再建は難しいと
言った時のことです。
幸之助は、「もっとたくさんあったらいいのになあ」 と言ったのです。
「君なあ、これ一つひとつ解決すれば、全部会社の財産に変わるんやで。
欠陥は宝や」と激励してくれました。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより