『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

4月5日 「つい、人間は弱気になってしまう時がある」

つい、人間は弱気になってしまう時があります。人間は頭が良い
ので、頭の中で勝手に「出来ない理由」を考えてしまうのです。

「決意する時は頭で考えないことが大切や」と、幸之助はよく言っ
ていました。いつも全身で決意していたのです。

「決意は、魂で『こうする』と信じ、実行してこそ実現するものだ」と、厳しく
教えられたものです。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

安岡正篤一日一言

朝/安岡正篤一日一言0404

活きた時間というのは朝だけだ。
言い換えれば本当の朝を持たなければ一日ダメだ。
昔から優れた人で早起きできない人はいない。
ただ人々が寝静まって、周囲が静かになった夜でなければ仕事ができないという人は別だが、常態では朝が一番大事だ。
これを外したら一日ダラダラと無意味に終わってしまう。

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

4月4日 「人の話を聞いて成長するもんや」

「君なぁ、人間というもんは、人に会って人の話を聞いて、成長
するものや。
人を育て、人を生かすという事は、人の話を聞くことから始まる
のやで。だから、人の話はよく聞くものや。
僕の耳は、人の話を聞くたびに、だんだん大きくなったんや」と、
幸之助は大きな耳を動かせて見せました。

衆知を集める経営のポイントは人の話を素直に聞くことからは
じまるのです。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

 

安岡正篤一日一言

三学戒/安岡正篤一日一言0403

少(わか)くして学べば荘にして為(な)すあり。
荘にして学べば老いて衰えず。
老いて学べば死して朽ちず。
(佐藤一斎 言志晩録)

若い者の怠けて勉学せぬ者を見る程不快なものはない。
ろくな者にならぬことは言うまでもないが、まあまあよほどのろくでなしでなければそれ相応の志くらいはあるものである。
壮年になると、もう学ばぬ、学ぼうとせぬ者が随分多い。
生活に逐(お)われてだんだん志まで失ってしまうのである。

そうすると案外老衰が早く来る。
いわゆる若朽(じゃっきゅう)である。
能(よ)く学ぶ人は老来ますます妙である。
ただし学は心性の学を肝腎(かんじん)とする。
雑学では駄目である。
細井平洲(へいしゅう)も敬重した川越在の郷長老、奥貫(おくぬき)友山の歌に「道を聞くタに死すも可なりとの言葉にすがる老(おい)の日暮し」と。

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより

『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

4月3日 「心は無限」

「心は無限、万策尽きた時がチャンスだ」と。
幸之助の心はいつも雨上がりのように澄み切っていました。
心は見えないが、瞬間瞬間、その人の一切を方向づけているものです。
だから、心がどこに向かっているかで、その人の一生が決まってしまうのです。
不可能はそう決める心の中にあるのです。
人間には無限の可能性があります。
無限の可能性を信じたことが幸之助の成功を築いたのです。

 

福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより