教育の使命/安岡正篤一日一言0402
人聞が成長するということは、児童・少年の頃に与えられているところの自然的素質・能力をいかに探くするかということだ。
それが教育の使命である。
だから幼少年を研究してみると、人間というものはどういうものかということがはっきりわかる。…
幼少年時代によく教育すると、十七、八歳で立派に人として大成する。
幕末、明治の人物はみな二十歳前後で堂々たるものです。
教育の使命/安岡正篤一日一言0402
人聞が成長するということは、児童・少年の頃に与えられているところの自然的素質・能力をいかに探くするかということだ。
それが教育の使命である。
だから幼少年を研究してみると、人間というものはどういうものかということがはっきりわかる。…
幼少年時代によく教育すると、十七、八歳で立派に人として大成する。
幕末、明治の人物はみな二十歳前後で堂々たるものです。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月2日 「人智を越えた力によって」
「人智を越えた力によって、自分の手の届かない世界まで
味方にしていけるとの強い一念が、成功を招き、人を大きくする」
幸之助は、いつも言っていました。
この一念に立てば、如何なる苦悩に直面しようとも、
「宿命」を「使命」に変えることが出来る。
どんな困難も局面も打開出来ると、確信して事業を進めていたのです。
信じる力が大切だと学びました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月1日 「成功は現状を変化させなければ」
「変化は不変の法則だ。
変化にいかに対応するかで勝負は決まる。
成功は現状を変化させなければ、本当の成功とは言えない。
現状をよい状況に変化させるために、経営をするのだ」
幸之助は、常に「今が出発点だ」と心を尽くして経営をしていました。
素直な心で初心を貫いた人でした。
理想を持つ/安岡正篤一日一言0401
あらゆる面において生命力の旺盛(おうせいな少年時代・青年時代には、必ずこれから先ああしてこうしてといろいろな考えを持つ。
これを「理想」という。
その理想が、その人間に照らしてあまり実現性がないという場合に、これは「空想」ということになる。…
その人間に実力があれば空想に非ずして、理想になる。
だから理想を持つということは、これは人間生命の必然の作用であって、その理想をいかに空想に堕きしめざるかということが人間修行の一番大事な点である。
自分を責めよ/安岡正篤一日一言0331
人間なにが悩みかというと、自分が自分を知ら、さることである。
人を論じたり、世を論じたりすることはやさしいが、自分を論じ、自分を知るということは、実はこれが一番大事であるにかかわらず、なかなか難しいことである。
人間は、先ず自分を責むべきであって、世の中や時代を責むべきではない。…
世の中が悪い、時代が悪いというのならば、そういう時世に対して、一体自分はどれだけ役
に立つのか、それをどう解釈し、それに対してどういう信念・情熱を持っているのか、よく自分を責めるがよい。