世話役/安岡正篤一日一言0422
なるべく人の世話役を心がけよ。
そして、報(ほう)を望むな。
求むるな。
世話役/安岡正篤一日一言0422
なるべく人の世話役を心がけよ。
そして、報(ほう)を望むな。
求むるな。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月23日 「決算があるから人間は生きられる」
決算があるから、人間は生きられる。
決算は、ある時期の決着をつけてくれる裁判官です。
だから、過去は引きずらない。引きずってはいけないのです。
「一歩前進」それは、猛然と眼前の壁を破ることです。
新しい波を起こすことです。
勝って、勝って、勝ち続けることが生命の本源なのです。
そう教えられると不思議に力が湧いてきました。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月22日 「定年もなければ引退もない」
経営者には、定年もなければ引退もない。
毎日が戦いだ。
動けなくなるまで戦いだ。
戦い抜いて、戦い抜いて、初めて勝利の栄冠を手にする
ことが出来るのだ。
社員の幸せと、お客様の笑顔を得るために―。
最後の最後まで、心を砕いてこそ、上に立つ指導者と言
えるのです。
幸之助は、94歳まで現役でした。
六十にして六十化す/安岡正篤一日一言0421
『准南子(えなんじ)』に、「蓮白玉(きょはくぎょく)、行年五十にして四十九年の非を知り、六十にして六十化す」という名言がある。
これは人間に通じて来ないとわからない。
年をとるにつれて身に泌(し)む言葉だ。…
人間は五十歳にもなれば或(あ)る程度人生の結論に達する。
と同時に心のどこかに自らを恕(ゆる)す、肯定しようとする意志が働く。
その時に「五十にして四十九年の非を知る」、今までの自己を一度否定することは、これは非常に難しい。
だが過去の非を知り、自分が自分に結論を下すことは、新たにやり直すことであって、五十になってやり直し、六十になればなったでまた変化する。
いくつになっても潑剌(はつらつ)として維新してゆくことだ。
木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
4月21日 「失敗は、失敗ではない」
失敗は、失敗ではない。
失敗は、チャンスを見出すよい機会です。
問題があるとすれば指導者の一念です。
幸之助は、「何もないのは、何でもあることや。何でもあることは、
よく見ると何でもないことに気がつくものや」と、いつも言っていま
した。
まるで禅問答のようでした。
失敗は失敗でないのです。