木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―
7月24日 「進みすぎても、遅れすぎても困る」
「経営は、進みすぎても、遅れすぎても困る。
一歩進んでいる状態が望ましい」
幸之助はいつも経営を冷静な心で見ていました。
バランス感覚が研ぎ澄まされていました。
進みすぎず遅すぎず、今という一瞬一瞬を、
精一杯生きる積み重ねが企業の成功を
創り出すのです。
心を素直にしておけば、大体のことは予見でき、
謙虚な気持ちで努力すれば、たいていのことは
成就するものです。