『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り切るか―

9月19日 「任せて任さずということ」

幸之助は権限移譲を大切にしていました。

しかし、任せて任さずという考えが、根底にあったのです。

部下の足らざるところは補っていくことで、ものごとは成就するのです。

部下の得意とするところには、全面的に口は出さないが、

部下の至らざるを補うのが、上司の大切な役目なのです。

これが、幸之助の「任せて任さず」です。