安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
10月25日
国を亡ぼす君主
国を亡ぼす君主というものは、きまって自ら驕り、
自ら知恵あるとして、人を軽蔑するものである。
自らを驕れば人財をいい加減に取扱い、
自ら知恵ありとすれば専制独裁をやる。
相手を軽んずれば備えがなくなる。何事があっても、
びくともしないという用意ななくなってしまう。
備えがないと禍を招き、独裁をやると地位が危なくなり、
人材を軽んずるとすべてが塞がってしまう。そうして自ら亡んでしまう。
福岡市東区香住ヶ丘 株式会社 キョウエイホームより