安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
11月21日 むすび
いかに死すべきかということは唯(ただ)、死を願う消極的な心ではない。
いうまでもなく、ある偉大な感激の対象を求めて、それに向かつて没我的になって行く。
己(おの)れを忘れ、あるいは己れを擲(なげう)つべきある偉大なる感激の対象を得る生活であります。…
我々が喜んで、勇んで、己れを空(むな)しうし、己れを忘れて没入して行くような、
そういう感激の対象を得ることを、大和言葉では「むすび」(産霊)という。
日本精神を最も活き活きとつかむため、日本精神の真骨頭を把握するためには、
この「むすび」ということを知ることが、根本の問題であります。
福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより