安岡正篤 一日一言
心を養い、生を養う
12月14日 六然
自處超然(じしょちょうぜん・自ら処すること超然)
自分自身に関してはいつこう物に囚われないようにする。
…
麗人藹然(れいじんあいぜん・人に処すること藷然)
人に接して相手を楽しませ心地良くさせる。
有事斬然(ゆうじざんぜん・有事には斬然)
事があるときはぐずぐずしないで活発にやる。
無事澄然(ぶじちょうぜん・無事には澄然)
事なきときは水のように澄んだ気でおる。
得意湛然(とくいたんぜん・得意には湛然)
得意なときは淡々とあっさりしておる。
失意泰然(しついたいぜん・失意には泰然)
失意のときは泰然自若としておる。
私はこの”六然” を知って以来、少しでもそうした境地に心身を置きたいものと考えて、それとなく忘れぬように心がけてきたが、実に良い言葉で、まことに平明、しかも我々の日常生活に即して活きている。
福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより