父母憲章/安岡正篤一日一言0505
一、父母はその子供のおのずからなる敬愛の的であることを本義とする。
二、家庭は人間教育の素地である。子供の正しい徳性とよい習慣を養うことが、学校に入れる前の大切な問題である。
三、父母はその子供の為に、学校に限らず、良き師・良き友を択んで、これに就けることを心掛けねばならぬ。…
四、父母は随時祖宗の祭を行い、子供に永遠の生命に参ずることを知らせる心掛けが大切である。
五、父母は物質的・功利的な欲望や成功の話に過度の関心を示さず、親戚交友の陰口を慎み、淡々として、専ら平和と勤勉の家風を作らねばならぬ。
六、父母は子供の持つ諸種の能力に注意し、特にその隠れた特質を発見し、啓発することに努めねばならぬ。
七、人生万事、喜怒哀楽の中に存する。父母は常に家庭に在って最も感情の陶冶(とうや)を重んぜねばならぬ。
福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより