三日書を読まざれば①/安岡正篤一日一言0509
黄山谷(こうざんこく)に次のような名高い語があります。
「士大夫(したいふ)三日書を読まざれば則(すなわ)ち理義胸中に交わらず。
便(すなわ)ち覚ゆ、面目・憎むべく語言・味なきを」…
書は聖賢の書。
理義は義理も同じで、理は事物の法則、義は行為を決定する道徳的法則であります。
大丈夫たるものは三日聖賢の書を読まないと、本当の人間学的意味における哲理・哲学が身体に血となり肉となって循環しないから、面相が下品になって嫌になる、物を言っても言語が卑(いや)しくなったような気がする-というのであります。
福岡市東区香住ヶ丘 リフォーム専門店 株式会社 キョウエイホームより