経営者は、夜ふかしをすることが多い。宴会とか接待をしたりされたりで、時間をつぶすこともある。夜の仕事といえば、たいていそうした交際ごとについやすことが多いのではないか。それも楽しむというより気をつかうことのほうが多く、不健康な夜ふかしプラス気づかいということで、ますます健康を害するのである。
夜の仕事は、つとめてへらすことだ。仕事ならば、朝から昼やるように工夫したほうが、はるかに身体のためによいのである。それで、夜はつとめて早く家庭に帰り、早くやすんで十分に休養をとるよう工夫することだ。宴会などで、ほんとうに楽しく時をすごすことができるならば、まだよいのであるが、酒ののみすぎその他で身体をこわすことのほうが多い。
筆者の調べによると、宴会好きの人の八十二パーセントは胃腸や肝臓の故障その他で短命である。会社は髙い税金を支払うよりも、交際費で金を落したほうが税金も払わなくてすむし、会社のためにもなるというので、そうした方面への出費を惜しまないところもあるようだが、仕事という夜の遊びは夜ふかしの原因ともなり、感心できない。
そのようなことをするよりも、つとめて朝は日の出とともに起き、すがすがしい空気のもと、出勤時間の前に、ちょっとでも庭いじりをするとか、ハダシになって土をふんでみるとか、ラジオ体操をやるとか、あるいは修養や信仰の話をきくとか、そうしたことのほうが、はるかに健康のためによいばかりでなく、仕事の能率もぐんと上がるのである。
都会の空気はにごっている。それでも朝はまだよい。その中で、夏のころならばハダシで土をふんだり、軽い体操をしたりする。これがよいのである。土などはない、コンクリートばかりだというならば、コンクリートの上でもよいのだ。素足をのせるのだ。そして踏むのである。そこに大地のエネルギーが直接間接につたわってくる。土ならばもっとよい。
年中靴をはき、スリッパをひきずり、靴下にへだてられて皮膚を弱くしている。これでは年をとるごとに身体は抵抗力をなくし、虚弱になるばかりである。足を自然の中に開放してやることは、血液のめぐりをよくし、全身の循環を新しくする。それが、さらに他のほうもよい影響をあたえて健康にプラスするのである。
朝のさわやかなときには、仕事についてもよい智慧が生ずる。
事業や経営についても、朝おきて体操などしているときに、ハッと頭にひらめいた第一感を尊重して、それをさらに磨きをかけるようにすると、ひじょうに能率的である。朝の第一感はきわめて健康的であり、建設的である
仕事のため、自己自身の健康のためをほんとうに思うならば、朝、自然の時間に起きて、さわやかな空気と光りを活用するほうが、はるかに勝るものであることを、重ねて強調するのである。
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