私たちは誰でも、朝起きて一日の活動をします。生まれてから欠くことなく、一日に一度は、目覚めの瞬間が訪れます。
それは、自分の意思というよりは、一日の最初に必ず訪れる「気づき」の一瞬だといえるでしょう。
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倫理法人会会員には、経営や健康、家庭生活などについて「倫理指導」を無料で受けられるという特典があります。倫理指導とは、講演会や講話とは違い、個別の面談形式で行なわれる、自己改善のための指導です。
数年来、倫理法人会で学んできたA氏。その日もモーニングセミナー(以下MS)に参加しました。
講師の話を聞きながら、少しずつ自分の過去を振り返り、思うところがありました。MS後の朝食会でも、そのことが頭から離れず、〈講師に倫理指導を受けたい。今しかない〉という思いが生じます。
しかし、日頃より、倫理指導を受ける際には、講師への事前の連絡、倫理指導票への記入などが必要だと聞いていました。講師のこの後の予定のことも考慮し、言い出せずにいました。
しかし、朝食後も諦めきれません。A氏は、思い切って所属する法人会の会長に電話をしました。そして、突然の申し出であることの非礼を詫びた上で、会長から講師へ、指導を受けたい旨を伝えてもらったのです。
講師からは、「電車の時間までちょうど一時間あります。今すぐO駅に来られますか?」との返答でした。それから倫理指導を受け、〈今日受けることができて本当に良かった〉と、疎遠になっていた父に、三十年ぶりに会いに行くことを決意したのです。
この日を逃せば、一生父親に会うことはなかったかもしれません。これ以上ないタイミングでの〈今しかない〉という気づきが、A氏を動かしたのでした。
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純粋倫理の実践をする上での心得として、第一に挙げられるのが「即行」です。即行とは、気づきを大切にする行動とも言い換えられます。A氏の体験は、まさに〈倫理指導を受けたい。今しかない〉という気づきを実際の行ないに移したものでした。
気づきとは、物事を処理する最高のタイミングで人の脳に伝わるようになっています。これは朝の目覚めにも通じます。
朝の目覚めそのものは、「起きよ」という天の命令、波動をキャッチした気づきの一瞬であり、起きるか起きないかは本人の意志と行動の領分である。(「倫理経営基礎講座」)
目覚めは、一日の最初に、誰にも必ずやってくる天からの波動であり、それを実践に移すのは、本人次第です。目覚めの瞬間を逃して、二度寝、三度寝することは、最高のタイミングを逃していることに他なりません。
こうした一日一日の積み重ねが直観力を磨き高め、その直観が、日々の仕事に向き合う際の正しい決断につながるのです。
まさしく活路は、朝起きの実践にあるのです。
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