こんにちは。
市村です。
まだ、お昼は残暑厳しいですね。
暑さに負けず がんばりましょうネ。
☆今日 中央区 アパートの雨災害の現場にお伺いしました。
●2階通路の写真です。
一番被害が大きかった所は、このトップライト付近の天井のシミです。
ガラス(ペアガラス 2枚重ね)の内側のガラスはヒビが入っていました。
ガラスの交換をお勧めします。
ここは2階通路の状態です。蛍光灯のサビが目立ちました。
特に雨被害がひどかったポイントです。
蛍光灯は、サビが目立ちますので、防水塗装処理した蛍光灯をお勧めします。
ここは、ちょう屋上の雨水溝が通っている所です。そこの塗膜防水が切れていると思われます。
●一階 通路 天井です。
一階の天井は特に被害は、見あたりませんでした。
●一番気になるところ
屋上の塗膜防水の劣化です。
全体的にみて、塗膜防水が切れています。
黒くなっているところが、切れているところです。
とくに被害が大きかったトップライト付近。
ここは、トップライトの立ち上がり部分の劣化とコーキングの劣化だと思います。
屋上には、足場の残材が置いてありました。
こういうところから もらい錆び が発生して 塗膜を傷めます。
早いうちに撤去をお勧めします。
L型になっている所です。
屋根は切妻の2連棟でした。
基本的に外壁塗装をされるときに、屋根コロニアルの塗装もお勧めします。
もうしばらくは大丈夫かとおもいますが。
勾配があるために(急ですから)、基本的には、お部屋の天井は大丈夫だとおもいますが。
問題は、そこの連結部分の陸屋根部分の所です。
先日の大雨の時は、かなり水があふれていたと、思われます。
『臭い所は基から絶たないとダメ』と昔どこかのCMで流れていましたが、
基の部分をしっかり治さないと、イタチごっこになります。
ですから屋上防水を先にお勧めします。
●その他
エントランス部分の軒天です。
こちらもシミができています。
同じくエントランスの塗膜防水の切れからだと思われます。
こちらもエントランス部分の軒天です。
こちらは、エントランスから入って、入口横のお部屋の前です。
水が掃けていませんでした。
この水は、この近くが地盤が低い為、エントランスの外からの浸水による原因だと思います。
ですから 地域環境からくる水溜まりです。
あれだけの大雨の時は仕方がないことかも知れません。
こういうコンクリートのクラック(ヒビ割れ)は特にガラスブロックなどのコーナーや換気口の
コーナーによく見かけられます。
いまのところは大丈夫ですが、Vカットして樹脂を注入する方法もございます。
以上 現場報告です。
宜しくお願い申し上げます。