木野 親之著
「松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
―この時代をいかに乗り越えるか―
7月4日 「なぜ」と問いたい
「何事にも素直な心で、『なぜ』と問いたい」
と、幸之助は私たちに言い聞かせていました。
「『なぜ』と懸命に考えるところから進歩も生まれる」
探求には、終わりはないのです。
学問にも頂上がないのです。
幸之助は、いつも「なぜ」、「なぜ」と問いかけていました。
幸之助は、世の多くの人々の生活を、日一日と高めていくところに、
生涯の使命があると考えていたのです。
何事も、まだまだ改善改革の余地がある。
それが、素直な「なぜ」から生まれる。
現状に甘んじず、「なぜ」から、日一日と高めていきます。
末本