木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日」
―この時代をいかに乗り切るか―
7月22日 「誰にでも与えるものがある」
「誰にも与えるものがある。
笑顔を与える、励ましを与える。
求める活動から、与える活動へ転換を図りたい」
と、幸之助は一生懸命でした。
誰もが使っている言葉で、世界を創造することも、
また人を殺すことも出来るのです。
言葉こそ、人間を変え、人間と人間を結ぶ力です。
豊かな心は、豊かな言葉をはぐくみます。
豊かな言葉を与えたいものです。
ひとつの言葉でけんかして
ひとつの言葉でなかなおり
ひとつの言葉で頭が下がり
ひとつの言葉で心が痛む
ひとつの言葉で楽しく笑い
ひとつの言葉で泣かされる
ひとつの言葉はそれぞれに
ひとつの心をもっている
きれいな言葉はきれいな心
優しい言葉は優しい心
ひとつの言葉を大切に
ひとつの言葉を美しく
あるメーリングから書き残していたものです。
一つの言葉を、大切にします。
末本