『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』

木野 親之著
『松下幸之助に学ぶ 指導者の365日』
   ―この時代をいかに乗り切るか―
10月11日  「人生の壁は、誰にも訪れる」
人生の壁は、誰にも訪れるものです。
しかし、壁に苦しみ、悩み、傷つき、苦闘し、格闘する中で、
人は、人格を高めていくのです。
幸之助はそうやって道を開いていったのです。
「君、人生の壁は天が与えてくれるまたとない試練やで」
とよく言われました。
自分に与えられた天命を自覚し、
「このことは、後になって必ず役に立つ」
と決意すれば道は自然と開けるのです。
苦難にぶつかれば道が開ける。
苦難は幸福に入る狭い門であります。
にっこり笑って、エイと一声ーかけ声勇ましく、
かたい扉をおし開けます。
その奥には光明、歓喜の世界がまってます。
感謝。